103 | (せんげんやま) 372m |
H18年1月8日 11時30分〜13時50分 岐阜県可児市 晴れ |
”一段と手が入り 自然の魅力が 少ない山となった” | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
考えてみればこの山に何度も登っているが眺望に恵まれた時は無い、 この天気ならと期待して11時30分家を出る。 林道より自然な山道が良く、 前回と同じ「ととや」・「不動明王の滝」から登ろう。 381号から「ととや」に向けて簡易舗装された緩やかな登りの道を歩いて行く。 冬は花が何も無いなと思いながら少しで蕎麦・和食の「ととや」に着いた、 昼時で車が一杯止まっている。 突き当たりを右に山道へ入る、 前回正面の岩山と不動明王の滝の案内看板が有ったが撤去された様だ。 左側少量の流れの沢沿いに少し行くと、 小さな滝が有り注連縄が張られている。
その先左上のトイレ?小さな建物の先に、 薄いが左に山に入って行く狭い道が有りこれが尾根への道。
戻り左山の細い道に入る、ここから狭い道で落ち葉が一杯だ。 右に滝上流の沢を見ながら進むが倒木が頻繁に出て来て、 やはりこの道は殆んど歩かれて無い様に思う。 沢の際の湿地帯になると道は一段と不明瞭となったが、 未だ迷う程では無い。 薄いがここに沢を渡って行く道が見られる、 興味は有るが方向は離れて行くので今度にしよう。 湿地帯を過ぎヤブツバキの木が多い林の中を進むと、 前回登山道を探した所に来た。 一段と判り難くなり、尾根への取り付きが見付から無い。 黄色い杭が有った筈で先に入ってみると、 かなり見難くなっているが杭は残っていた。 前回来た時この最初の杭を右に入った記憶なので良く見ると、 結構はっきりした道が続いていて進む。 少し登ると顕著な尾根道となり、道は明瞭に変わった。
然しこの分岐は、 初めて来た人には道を見付けるのに苦労すると思う状態になっている。 急な登りになってきたが自然な道で歩幅を狭くして登れるので良い、 然し暑くなってきた。
ウラジロに似たコシダが登山道一杯に広がっている所を過ぎ12時尾根に上がって林道に出る、林道側から見ると今登って来た道は全く分から無い状態となっている。
ここは右方向のコブに「J・PHON」鉄塔が見えるが 他は樹木で眺望は利か無い、右に林道を進む。 林道は広くした様で新しい土が出て先を見ると鉄塔手前広場にトラックが止まっていて、鉄塔に来て小高くなっているので上ると、すっきりでは無いが恵那山~笠置山が見えた。
然し雲が有り眺望は余り良く無い、 御嶽山の近くに大きな山が見えていて小秀山の様子。 林道を戻り浅間山山頂に向かうが、右側ヒノキの植林帯で見晴らしは得られず、1箇所開けた所が有り、ここの方がJ・PHONの所より障害物が無く眺望は良い。 元旦登山で初日の出を見に来た場所が近いと思いながら進むと、 左上が切り開かれ岩が多い所に来た。
桧が大きくなり見辛くはなっているが、 切り開かれた所に上がると恵那山から笠置山方面が見渡せる。 先に進み林道終点に来るとA型バリーケードが有り、三人が重機で伐採した木の積む作業をしていた。
通れ無いので待って重機の横を通らせて頂き、 展望台分岐を右に取り浅間神社が立つ山頂に着く。
今日の天気は眺望は駄目で展望台は止め、 社殿前を通り北の浅間林道最高点に降りた。 以前の記憶では開けていたと思うが、 狭い急なざれた道を降って行くと石像が有る。 桧林で見晴らしは無い道を急降下すると再び石像が有り、 信仰の道だったのが窺えた。 少しで林道に出たが、桧が育っていて全く見晴らしは無い。 直ぐ左に大きな林道の車止めゲートが作られ、 以前は84号に行けたが何年か前から一般の車は入れ無くなった。 林道は舗装され非常に良い道となっている、 これだけ費用を掛けているのなら一般車も通行出来る様にすべきだと思うが! 新緑や紅葉の時は気持ちが良い両側自然林の所を過ぎると、 直ぐで浅間神社参道に来た。
左に鳥居が立ち地道の車道が続いている、 ここの駐車場は又広くした様で7〜8台止められそう。 小滝苑住宅地内を通り13時20分戻る。
「ととや」奥の不動明王の滝手前から山への道は、 殆ど歩かれて無く判り難くなっていた。 貴重な自然に親しめる道だが、初めて入ると迷うかもしれない。
別の時に撮った⇒「浅間山の眺望」 ⇒「浅間山拡大ルート図」・・・ 2011年12月作成 (2013年4月1日一部修正)
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
確認出来た山: ・恵那山 ・笠置山 ・二ツ森山 |