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妙法ヶ岳
(みょうほうがだけ)
667m
H12年3月20日
11時30分〜14時30分
岐阜県谷汲村
晴れ風強し
”ハクション!
 くしゃみ
 出っぱなし”
 自宅からかなり時間が掛かって、 やっと11時30分谷汲山参道の村営駐車場に車を止める。

参拝者で賑わう谷汲山華厳寺
谷汲山華厳寺
 華厳寺は何度も来ているが山の存在は全く知らず、 山歩きを始めてから妙法ヶ岳を知った。

 参道を真っ直ぐに進み、 大勢の人が参拝をしている華厳寺本殿を左に抜ける。

 一番奥の拝殿前たぬきの像の有る所を右に進むと、 奥の院の案内が見られ入って行く。

 未だお寺境内の中で山道で無く、幅広い遊歩道が続いている。

 西国三十三番を再現した石像が次から次に出て来て、 三番・四番と数えながら登って行った。

 道は木で土止め階段状に整備されている所が多い。

 奥の院に着くと平坦な広場で、拝殿と奥にトイレが有った。

 休憩とするが鼻炎が酷く、くしゃみが何度も出て止まら無い。

 杉林の中を登っているので、まともに花粉吸い洗礼を受けている。

登山道はずうっと木の階段となっている
階段の登山道
 奥の院から直ぐ東屋の立つ大岩に来た、 この大岩の奥から水が浸み出ている様子だ。

 この先ずっと土止め階段が続き、 尾根近くになると一段と急となり階段の段差が大きく登り辛い。

 登山者の嫌う階段状に何故するのだろうか? 歩く人が多いと確かに土が流れ道は崩れて行くが。

 夫婦と思う二人を抜かさせて頂き、少しで尾根に上がった。

 突然風が強くなり寒く登山道にも少ないが雪が積もり、 右側北面の林の中は特に雪が多い。

 雪を踏みしめて登るが、なだらかで歩くのは苦になら無い。

 10人位のパーテーが降りて来た、 ミイラで有名な横蔵寺より縦走してきた様だ。

 妙法ヶ岳だけでは物足り無い行程で、一般的には縦走だと思う。

 少しの登りで13時丁度、 小広場に三等三角点「岐礼(きれ)」の有る山頂に着いた。

 林の中で眺望は殆ど得られ無いが、 樹間から西方面にピラミッド型の姿の良い山が見えている。

小さな広場の「妙法山」山頂寒い
妙法ヶ岳山頂にて
 「小津権現山」の様で、その右は「雷倉」右手前は「魚金山」だと思う。

 然し風も結構吹き抜け昼食処で無く、早々と下山開始した。

 奥の院迄戻り縁側に腰を掛け昼食にする、風も無く暖かいのでゆっくり出来るがくしゃみが続き鼻水が止まら無い。

 参道で時期外れだが好物の柿を買い、14時30分車に戻った。

 華厳寺は非常に多くの参拝者で賑わっていて、信仰の厚いお寺さん。

 「谷汲温泉」に入るが、連休中の為人が多く体を洗う事も出来無く、湯も汚れている様に思えてならないので、早々に上がった。

 鼻炎には参った当分山に登る気がしない程酷い、 今年は異常に花粉の多い年なのか!

 谷汲山華厳寺からピストンでは物足らない行程で、 横蔵寺への縦走が良いと思う。

 谷汲〜横蔵間はバスの便も有る様なので、 上手く時間を合わせれば良い山歩きとなる、但しこの区間は杉の植林が多く、 又東海自然歩道の為嫌いな土留め階段が頻繁に出て来そうだ。



本図は国土地理院地図閲覧サービスを利用して作成
   確認出来た山: ・小津権現山 ・雷倉 ・魚金山


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