33 | (ふくべがたけ) 1,163m |
H11年12月4日
9時30分〜15時30分 岐阜県県美濃市 晴れ |
”冠雪の 山々の 大展望” | |||||||||||||||
板山の集落から片知川沿いに中美濃林道を入り、フィシングセンターを過ぎると通行止め看板が有る。 看板だけなので舗装の良い道を入ると、 ヘアピンカーブの所に柵が有り通行止めとなっていた。
林道は凹凸が酷く八月豪雨で痛んだのか、 四駆なら十分通れる程度の痛み。 その先直ぐ良い道となり、 左側「ふくべの森」の案内板が有り公園の中に入った。 遊歩道は大変荒れて石が散在し歩き難い、 周囲も荒れ公園整備後補修されて無い様子。 結構歩いたが林道に出無い、 案内板も無く適当に右に登ると広場に上がる。 その上に建物が見え登ると林道に出て、 建物はトイレで「ふくべの森」のメイン広場だった。 大きく開け見晴らしが良く、 叉広々として気持ちの良い場所となっている。 林道を少し戻った所に旗が立ち、 登山口の案内とビニール袋に入った地図が掛けて有った。
暫く登ると岩屋不動の分岐に来て、 指標が有り山頂への左の谷に向う。 直ぐ谷に来て沢を横切り真っ直ぐ進むも、 道がはっきり着いて無く違う様だ。 谷の上流方面を妻が見に行っていると、後から三人が来た。 何処が登山道か聞くと、 女性が「あれじゃない」と指す下流側にテープが有る。 登っているので上の方ばかり見ていて、 下方は見ない為気付か無かった。 登山道は殆んど岩の道で谷沿いに付いていて、 左から広い登山道が来て合流する。
どんどん登るが、暑いので一枚脱いだ。 岩が無くなり植林された林の中平胆な四つ辻に来て、 案内が有り骨ヶ原に直進。 両側に紐が張られた桧林を登ると、 右上方が明るくなり尾根が近くなった。 休み無しで登ったので休憩と思うが座る所が無い、 骨ヶ原迄頑張ろうと先に進む。 11時20分骨ヶ原に到着、 尾根の平らな場所だが座って休む所が無い。 道も湿った感じなので立ったまま水を飲み、左の山頂方面に進んだ。 今迄全く眺望は無かった、 尾根上も木の葉は落ちているが潅木が密集し開けない。
一旦鞍部に降り最後の急登を登り切ると、 左奥瓢ヶ岳・右瓢ヶ岳山頂の案内が立ち右に進む。 11時55分大きな山名板と、 三等三角点瓢ヶ岳(ふくべがたけ)の有る小広場の山頂に着いた。 右に恵那山がシルエットのように浮かび、 横に冠雪の南アルプス・中央アルプス・御嶽山が続いている。 そして白山とずっと左に目をやると能郷白山も見え、 素晴らしい景観だ。 特に御嶽山と白山が大きい、 高賀山で見た白山より立派に見えるが空気が澄んでいるからだと思う。 座ると見え無いが風も無く寒さを感じず昼食とする、その内乗鞍岳も見えて来たが穂高連峰は駄目だ。
直ぐ急降下して登り返す様なので行くのは止め引き返し、 下山路の南岳方面を目指す。 骨ヶ原を過ぎ小ピークに行くと、左側見通しの利く尾根歩きと変わる。 急登一息で御嶽山~白山迄見える展望台に着く、 ここの眺望も素晴らしく写真を撮りながらゆっくりした。 その先直ぐ南岳に来たが、 眺望は余り良く無く今淵ヶ岳が見える程度。 狭い尾根上の道の急降下となり、 落ち葉で滑るのを注意しながら降りる。 釜ヶ滝への道を左に見て暫く進むと、片知山と抜戸岩の分岐に来て尾根を外れ右の抜戸岩に入った。 緩やかな斜面を降ると谷沿いの道となり、道に岩も有り分かり難くテープを探しながらの降りとなる。
林の右奥に大岩(抜戸岩?)が見える所を通過すると、林道が見え隠れし始め少しで林道に出て、林道を降りながら振り返ると登山口の瓢の森トイレ小屋が遠く又高くに見え、15時30分車に戻った。 帰途「瀬見峡温泉」に入ると石鹸が使え無い規則の風呂。
尾根迄の登り降りが谷沿いで殆ど岩道が難点だが、山頂からの眺望は一級で手頃な良い山だ、三人連れも四回目と言っていた、この時期は眺望に恵まれる為楽しみの有る山登りが出来る。 道の崩れでふくべの森公園手前で通行止めだったが、 普段は今回登った登山口迄車で入れる様だ。 | ||||||||||||||||||
確認出来た山: ・御嶽山
・乗鞍岳 ・白山 ・高賀山 ・能郷白山 ・恵那山 ・今淵ヶ岳 ・南アルプス ・中央アルプス |