31 | (なぎそだけ) 1,677m |
H11年10月30日 8時〜15時 長野県南木曽町 晴れ |
”変化が有り 楽しい登山道 紅葉も良い” | |||||||||||||||||
6時過ぎに家を出て、中央道中津川インターで下り妻籠に向った。 妻籠集落を抜け木曽路温泉を左に見て直ぐ、 「登山口・キャンプ場」の大きな看板により左に入る。 キャンプ場を過ぎ地道を暫く進むと、7時50分「南木曾山麓避難小屋」に着いた、6〜7台駐車され、この山は日本三百名山にも選ばれ人気の有る山だと思う。
右側に自然観察遊歩道入り口と有るが、真っ直ぐ沢沿いの林道を進んで行く。 赤・黄・緑が混ざった美しい山肌が見えていて、今が紅葉の盛りの様子。 少し行くと正面に、大きな岩混じりの急峻な南木曾岳が現れる。 その先林道止めの柵が有り、標識に従い左に入ると登山道に変わった。 道は良く踏まれ落ち着いて登り易い。 「左南木曾岳・右下山道」の分岐が有り、右回りの案内通り左に進む。 大きな岩が出て来ると金時の洞窟に着いた、 この辺り日差しが紅葉を通して入り美しい。
体調悪いのかきつく汗が何時もより多い、 鎖場に来るがハシゴが有り難無く通過した。 然しペース悪く何人もが抜いて行く、 次の鎖場に来たがここはハシゴが無い。 向かいに見える山肌が、 空の青さ山の緑に大岩が混じりなかなか良い風景が見られる。 ストックをザックに入れ鎖を使い岩を登る、 距離は無く呆気無く通過した。 兜岩の案内が有るが、どの岩がそうなのか分から無い。 イワウチワの艶の有る葉が目立つ所を通過、 花の時期は見事に咲いていると思われる。
下山道を進むと右に「南木曾御岳大神」が奉った大岩が有り、 反対の木の階段を登ると前方が大きく開けた大岩に出た。 ここから新雪を冠った大きな御嶽山が見えている。 北面の為か寒く早々に降り、笹原の中の避難小屋に進む。 避難小屋は建って間も無い様で中も奇麗だ、 入り口横にはトイレも供えられたいた。 小屋の前方が小高い笹の広場で、休んでいる人が見える。 上がるとほぼ360度の展望が得られ、 大きな御嶽山と直ぐ横に乗鞍岳が霞んで確認出来た。 木曽駒ヶ岳・空木岳、近くに摺古木山と 右奥に南アルプスも見えその右は恵那山。 近い為か中央アルプスの山々が、迫力有る景観で迫って来ているのが印象的。 木曽駒は冠雪しているが空木には雪が無い、 南アルプスも白く輝き北より南東が澄んでいる様だ。 ゆっくり昼食を取るが、 ここは風も弱く大勢の人が眺望を楽しんでいて山頂の雰囲気が有る。
隣にいる若い登山者が穂高が見えると言っていて、微かに望めた。
双眼鏡を借りると、木曽駒の宝剣岳も確認出来る。
フイルムを交換しようとして失敗し、 今迄撮った写真が駄目になり残念! 12時丁度下山開始した、急な道をどんどん降って行くが変だ。 正面に見える空木岳の北に向かっていて、 一向に東に曲がる気配が無い。 間違って南木曽の町方面に降っているのでは無いかと戻る。 途中下山者に会い確かめるとやはり違っていて、 元に戻ると12時45分となっていた。
尾根伝いの笹の中に立ち枯れの木々が残る道で、 正面に恵那山がゆったりとした山容を見せていた。 少し行くと中央アルプスが左に、正面南アルプスが再び見え 気持ちの良い道が続いている。 急降下が始まると鎖やハシゴが有り、 怖がってなかなか降りられない女性が居た。 妻は全く怖がらず通過、 どんどん降るが疲れてきて足を運ぶのが遅く一歩一歩の下山。 何人も人に抜かれたが紅葉が素晴らしく疲れを忘れさせてくれた。 自然観察遊歩道に寄り道して、15時登山口に戻る。 紅葉が美しく山頂の景色も一級品で、 叉登山道が素晴らしく疲れたが満足の行く山登りが出来た。 「木曽路温泉」に入ると少し混んでいたが良い温泉でお勧め、 特に露天風呂が良い。 | ||||||||||||||||||||
確認出来た山: ・木曽駒ヶ岳 ・空木岳 ・南駒ヶ岳 ・越百山.
・奥念丈岳 ・安平路山 ・摺古木岳 ・恵那山 ・御嶽山 ・乗鞍岳 ・南アルプス |