舟伏山
(ふなふせやま)
1,040m
H10年4月19日
12時15分〜16時20分
岐阜県美山町
晴れ
花が楽しめる山
ニリンソウの
群落が見事
 天気が良いので、急に山に行く事にする。

自然林の中「山吹」が綺麗に咲いている
山吹の咲く道
 花が多いとのガイドブックにより舟伏山にしたが、 妻は家事が有りなかなか出られず遅くなってしまった。

 神崎川沿いに200号を北に走り夏板谷で左折、 林道を終点迄入ると「あいの森キャンプ場」の広い駐車場に着く。

 左の奥に研修棟と横にトイレそして大きな案内板が有り、 左回りで舟伏山から小舟伏山の周回コースで登る事とした。

 右奥の駐車場に先客7〜8台止まっていて人気の有る山の様だ、 遅くなってしまったが12時15分登り始める。

 右に行き整備中の(駐車場?)奥に行くと登山口が有り、 杉林の中の暗い道をジグザグに急な斜面を登って行く。

 きついので休みながら登り、尾根に上がって桜峠に着いた。

 ベンチ代わりの崩れかけた木が置かれて、 東の方面が開け休憩に良い場所となっている。

 然し今日は春霞で良く見えず眺望は駄目の様子。

 桜峠から暫らく尾根を進み山腹を行く様に変わると、 自然林の中気持ちの良い山歩きとなる。

 黄色のヤマブキが見られ満開で美しい。

新緑が美しい「みのわ平」で昼食
みのわ平
 その先「みのわ平」に着くと樹木の新芽が出たばかりで、 優しい緑に囲まれて昼食とした。

 周囲を良く見ると、カタクリの花があちらこちらに咲いている。

 ここから急登となり石灰岩が出て来ると、スミレやニリンソウ等の花が次々に見られ、写真を撮り乍らのゆっくりした登りで急登も余り苦になら無い。

 下山してくる二人連れに出会う、「もう少しですよ」と声を掛けて頂く。

 カタクリも綺麗と言われたが山頂部に?

 登り切り尾根に出ると笹が出てきて、 下にはカタクリの花が一面に咲いている。

 少しで二等三角点「船伏山(ふなぶせやま)」の有る、広々とした山頂に着いた。
(山名表記「舟伏山」だが点の記「船」で、山名の読み「ふなふせ」だが点の記「ふなぶせ」ふ⇒ぶ)

大きな広場の山頂
舟伏山山頂にて
 眺望が大きく広がった山頂だが春霞で良く無い、 本来は展望が楽しめる山だと思う。

 休憩後小舟伏山に向かうと、鞍部にニリンソウの群落が有り見事だ。

 少しの登りで小舟伏山に着いた、標識は無いし特に何も無い。

 この少し先で左に曲がり、斜面のジグザグの急降下がずっと続いている。

 上部は色々な花が咲いていて良かったが、下部は植林の中に入り単調だ。

 16時20分駐車場に戻る。

 花が多く又自然が一杯で疲れたが満足の山歩きが出来た、 紅葉もきっと素晴らしい山だと思う。

      出会った花: ・ヤマブキ ・カタクリ ・ヒトリシズカ ・スミレ ・リンドウ
                ・ニリンソウ ・ヤマルリソウ


TOP 山行一覧 山歩き1