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川上岳
(かおれだけ)
1,626m
H10年10月10日
10時20分〜16時30分
岐阜県萩原町
晴れ
寝転がっても
360度の展望
自然たっぷり
 前日高山祭りを楽しみ高山市内に泊り、翌日萩原町に戻って日本三百名山「川上岳」を目指した。
秋の高山祭りの山車がズラリ並ぶ 夜の祭りの先頭で獅子舞が踊る
高山祭り昼の山車 高山祭り夜の獅子舞

 宮村側から登ろうと宮川沿いに入ると、 道は車1台通れる程度で狭いが簡易舗装されている。

 ツメタ谷への分岐に来て左に入ろうとするが、 ゲートが閉まっていて入れない。
登山道より少し入ると御嶽山が正面に見える
休憩ポイントにて

 ここからでは林道歩きが長いので戻る事にした。

 確認しなかっが手で開けられたかもしれない?

 位山スキー場迄戻り、 天気も良く無さそうで思案しているとガスが晴れて来た。

 98号を南下し、あららぎ湖~位山峠を通り山之口登山口に向かう。

 どんどん天気が良くなり、川上岳も見えて来た。

 山之口でUターン気味に右折し、集落を抜け林道を入って行く。

 林道は道が悪くかなり荒れている。

 車の腹をこする為、ゆっくり慎重に走るが結構距離が長かった。
林が続く道からなだらかな「川上岳」
林越しに川上岳

 ゲート迄来ると広い駐車場が有るが、車が一杯で止める事が出来無い。

 少し戻って林道脇に駐車し、10時20分歩き始めた。

 出発ゲート先に行くと、 ここにも車が多く止まり大勢の人が登っている様子。

 一台の車から若い人が出てきて、住所氏名を聞き台帳に記入した。

 町民登山を実施している様子で、我々は関係無いのだが!

 林道奥の作業小屋を見て、左に登山道を入って行く。

 大足谷の左岸沿いに進むと道が無くなった、 良く見ると川の向こうに登山道らしきものが有る。
両側はずっとドウダンが続く山頂手前
ドウダンツツジの道

 案内は無いが沢を石伝いに渡ると、登山道が着いていた。

 林の中急登が始まり、杉林の中で暗いジグザグの道が続く。

 沢の音が遠ざかり、聞こえなくなると尾根に上がった。

 ここ迄二度小休止したが、順調に登ってこれている。

 尾根道は自然林に変わり、又なだらかな道となった。

 大木も時々見られ雰囲気が良く山登り気分を満喫、 少し行くと小広場が有り正面に御嶽山が見えている。

 思わず素晴らしいの声が出るが、少し霞んで写真とならず。

 ベンチ代わりの木も有り、気持ちの良い休憩ポイントだ。

 ここからもブナ林が有ったり、 沢を回り込んだり越えたり変化の有る道が続く。

 右側になだらかな山容の川上岳山頂が見えて来て、 楽しい山歩きが出来ている。
広々とした山頂は眺望抜群
「川上岳」山頂にて

 一旦鞍部に降ると、 低い笹とドウダンツツジの明るい斜面の急登に変わった。

 団体が降りてきて町民登山の人達の様で小学生も多く居た、 登り切りコブに立つとなだらかな山頂が見えもう一息。

 尾根を辿ると13時10分、 立派な山頂標柱と一等三角点「兎馬場(うさぎがばば)」の有る山頂に着いた。

 広々として360度の展望が有り、寝ながらでも見渡せる。

 大勢の人が帰って行ったが、 新たに宮川側から登って来た人が居てゲートは開けられるとの事。

 霞んでくっきりでは無いが、乗鞍岳や御嶽山も見えている。

 食事をしてゆっくりしていたら、 無線をする男性一人を残し誰もいなくなり我々も戻る事にした。

 歩き易い登山道の降りで余り疲れを感じない、 殆ど休みなしで16時30分登山口に戻る。

 町民登山の受付をしていた人も、誰もいなくなっていた。
山頂付近は低い笹やドウダンツツジ
なだらかな山容の「川上岳」

 この山は気に入った! 山登りの楽しみが深く感じた山となった。

  確認出来た山: 御嶽山  乗鞍岳  御前山  仏ヶ尾山


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