316
洞 山
(ほらやま)
206m
H22年3月14日
9時45分〜13時30分
岐阜県 岐阜市
晴れ
”濃尾平野を観つつ
  尾根の散歩
能郷白山や御嶽山も”
 金華山の南に派生の尾根で南東方面は未だ歩いて無い、 地形図に三角点の有る「洞山」が入っている。

 調べると岩戸から登って琴塚に降りられるが、 然し街に降ると帰りは長い舗装道歩きとなり避けたい。

バス転回所の周りは広い駐車場
 野一色に建つ白山神社奥の院が地形図標高点190ポイントに有り、 眺望が得られる様に切り開かれているとされる。

 奥の院迄行って戻る事にしよう、 白山神社は白山大権現を祀っていて奥の院の山は「権現山」と呼ばれている様だ。

 登山口の岩戸は子供の頃遊びに行って、 叉運転免許試験も受けた場所で分かっている。

 岩戸トンネルの直ぐ西側の道を北に入ると岩戸公園に着き、 右手にバスの転回場が有り周囲はトイレも有る広い駐車場。

 入ってきた道は金華山ドライブウエー入口でも有り、 先に進むと山際に一般車の駐車場が設けらていた。

 今日は日曜日のせいか駐車場は一杯、 何とか止めたが金華山の登山者はここからも多い。

 10時40分ドライブウエーへの車道を歩くと、 前方に金華山が見え登山姿の人を何人も見掛けた。
前方左には金華山が見えている 右手にこれから登る鷹巣山

 右上はこれから行く地形図232Pの、 鷹巣山と呼ばれている岩肌が目立つ険しい山が見えている。

 左手には運転免許試験場のコースが昔のまま残っているが、 一帯は公園となっていた。
うなぎ屋の先を右に入る 赤い建物の横を通過

 奥の滝が有る駐車場手前うなぎ屋と1軒の立派な民家先の右手斜めに、 幅広い道が上がっていて入る。

分岐右に、左は東坂道登山口へ
 少し登ると赤塗りの宗教関係だと思う平屋の建物が見られ、 これを入って左側から抜けると岩戸観音に行く。

 入らず進むと直ぐ分岐に来て踏み跡の顕著な左に進んだ、 只し右に入っても左に回り込みお堂を経由し行ける。

 顕著な分岐に来て右に入る、 左は東坂登山道入口に行くが木に赤テープが有った。

 尚正規の遊歩道は滝の先の、 「ドライブウエーゲート(夜間通行止め用)」直ぐ右手に案内看板が立つ所。

 急斜面を登ると右手崖となり、 これが続き時々眺望が得られ岐阜駅方面や白い伊吹山が望めている。

 突き出た岩が有り入って眺望を楽しんだが、 余り端に寄ると先は崖で危ない。
尾根に上がる前も伊吹山方面眺望が得られた
伊吹山アップ

 四角い石積みが時々見られるが以前は何か有ったのか、 今は国土調査?の標柱が立てられていた。
岐阜駅方面 頭部が赤い石柱が立つコブ

 中央に頭部が赤のペイントの石柱が立つ岩が多いコブに上がった、 右に狭い尾根が続いている。
岐阜駅方面アップ

 地形図破線の東坂登山道と繋がっていると思われる左は、 踏み跡は有るが余り歩かれて無い様子。

 東坂方面は急に降っているが、 右の鷹巣山方面の尾根は狭く岩は多いがなだらかな道。
伊吹山の右に池田山を挟み国見岳方面も見えてきた

 右に進み次のコブに来ると、 東面以外は大きく広がっていて眺望抜群の場所となっていた。
南方面 岩の所をアップダウン

木の間から乗鞍岳と御嶽山

 ゆっくり楽しんで先に進む、 降って登りコブに来ると「鷹巣山」の山名板が木に掛けて有る。
地形図232mポイントは林の中 232ポイントの「鷹巣山」山名板

 ここは地形図標高点232mポイントだが何と読むのだろうか、 一般的には「たかのすやま」だが?

 眺望は得られず先に進む、 左に曲ると小さなケルンが有り「洞山・野一色」の案内を見て右へ入る。
小さなケルンの有る分岐 分岐に「洞山・野一色」の案内

 真直ぐも幅広いしっかりした道が続いていて、 尾根道で日野に降れそうだ。

 緩やかに右山で降って行き、 尾根に変わると道から外れ右奥に踏み跡が有り岩が見える。
洞山方面も明瞭な道が続く 岩場のテラス

 入るとテラスとなって開けてはいるが、先程の鷹巣山先のコブの方が眺望は良かった。

峠から先に進む登り口
 左に降るとロープが付いている、 ロープが無くても良い程度の斜面だが子供用に設置したのかも。

 左から正規の道が合流し、少しずつ緩やかになってきて峠に降りる。

 ここが地形図破線の道で、 右に降れば駐車したお墓の横に戻られそうだ。

 この様子なら地形図破線で日野方面に降れそうだ、 余力が有ればこの道を使い尾根道を登り返し戻ろう。

 右に行った所の向いに上がる道が有り入ると、 直ぐコブに向わず右山で進む。

 歩き易い道が続き鉄塔指標に来た、 木の間に送電線が見え右上に鉄塔が有る様だが見え無い。

 左も道が続き峠から日野方面の道に合流しそうだ、 真直ぐ進むと標高点167Pに上がらず、右山で続き暫く進むと尾根に戻った。

 指標が見られる右に降る道を見送り、前方に見えてきた洞山への登りに入る。
鉄塔指標の立つ分岐は直進 四等三角点「洞山(ほらやま)」の有る山頂

 少し急な登りで一旦緩やかになった後急登すると、 中央に木が有り周囲が回れる平らな洞山に着いた。
「洞山」山頂から金華山

 奥の所に四等三角点「洞山」の有る山頂は、 木の間から金華山が覗けるが他は余り開けて無い。

白山神社奥の院の有る権現山
 三角点奥の北東方面に薄い踏み跡が降るが、道は続いているのだろうか?

 向う南東の白山神社奥の院が有る権現山への道は、 来た道と同じで明瞭に付いている。

 休憩後降って行くが結構急で、帰りの登り返しが厳しそうだ。

 下り切ると軽いアップダウンの道が続き、 徐々に前方のコブが近付き登りに変わる。

 男女三人グループが向いから来て少し話をし、 最後の登りに入るが僅かで登り切った。

 明るい場所に赤い鳥居と社が建ち南面大きく開け、 濃尾平野が一望の元となっている。

 南面伐採の跡が有り大分前の様だが、 眺望が得られる様に地元の方が切り開いたと思う。

 社の前に立派なベンチが有るのでお借りし、 大展望を眺めながら昼食とした。
奥之院白山大権現 濃尾平野が一望の元

 北方面も割りと開けていて、 金華山から能郷白山・百々ヶ峰の西峰迄見えている。
金華山~百々ヶ峰西峰迄

能郷白山アップ

 大きく見える岩田山の右に御嶽山、 山に隠れた左に白い山が覗いている一番左尖った山は笠ヶ岳?
御嶽山、手前左の山は岩田山
中央左寄りの尖った山は笠ヶ岳だと思う

 若い男女が東から登って来たので帰る事にし、同じ道を戻るが洞山への登り返しが辛い, 日野に回るのも来た道を戻るのも止め、一番楽な峠から地形図破線の道で西に降る。

 この道は直ぐ幅広い林道状態となって、 下の方は瓦の破片が撒かれている味気無い道だった。

 最初の鷹巣山手前のコブや最後の権現山(白山神社奥の院)は、 眺望が広がり楽しめてお勧め、東坂登山口の峠迄行くと右の鷹巣山方面ロープが張られ、 「植生保護の為立入り禁止」と有る。


本図は国土地理院地図閲覧サービスを利用して作成
出会った花:  無し


TOP 山行一覧 山歩き13