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本宮山
(ほんぐうさん)
789m
H22年3月11日
8時45分〜13時10分
愛知県 豊川市
晴れ時々曇り
”山頂は天測点と
巨大なアンテナ群
車が駐車していた”
 雪模様の日が続き北から西の方面は雪が有りそうだ、遠いが雪の無さそうな三河方面の本宮山に行ってみよう。

鳥居に入って行く
 ガイド本に北のくらがり渓谷からの道も紹介されるが、先ず表参道の南から登る事にする。

 中央道多治見ICで入り、 土岐JCT〜東海環状〜豊田JCT〜東名の豊川ICで降りた。

 151号を北に進み「砥鹿神社(とがじんじゃ)」信号に来る、 ここの神社は本宮山山頂に建つ砥鹿神社の里宮。

 この先三つ目の信号で左折し飯田線を通過、 東三河専門学校を見ながら西原の信号迄走る。

 信号を右折し21号を進み二つ目の信号に来ると、 左側に大駐車場の有る「ふるさと自然の道ウオーキングセンター」に来た。

幅広土留め階段の道
 左折し入ると随分多くの車が止っているが、皆本宮山に登る人達の車なのか?

 先に進み左側未舗装の駐車場に来たが空きが無い、 戻り掛けると1台が出て直ぐ止められた。

 御夫婦と思われるお二人が歩き始めたのを見ながら、 その後を追う様に8時50分先の鳥居を目指し歩き始める。

 前方から一人戻って来た、 空身だがストックを持ち登られた様だが時間が早い。

 日課にされている方なのか?、 舗装道と別れ右の鳥居を潜るとなだらかだが幅広い土留め階段の道が続いていた。

 階段が終わると平坦な道となり良く踏み固められ、 大勢の人に歩かれているのが分かる。

 背後から単独の男性が来たと思ったら、 あっという間に追い付かれて先に進まれた。
平坦な良く踏まれた道 岩の所も歩き易くなっている

 登山道脇に〇丁目と彫った太い石柱が有り、 数字が上がって行き奥宮迄幾つかに分けて立つ様だ。
背後からあっという間に抜いて行かれた 十丁目と彫られた立派な石柱

 新しいのが多いが時々古い石柱が有り、 かなり前に作られた様でこの神社の信仰の深さが分かる。
なだらかな道が続く 新しい「ふるさと自然の道」道標

 道は変わらず広く時々少し急になったりするが、 全般的になだらかな登りが続く。

 古い丸太ベンチの有る「鶯峠」に来た、 西南方面が開けているが霞んでいて良く分からない。
鶯峠から一部眺望が得られた 平坦な潅木の中を行く

 自然林の平坦な道となり気持ちが良い、然し皆さん速く同年代か年上と思うが何人もが抜いて行かれる、この辺りに四等三角点「東上」が有ると思って進むと、桧林となった先ベンチの所に上がった。
両側桧林となった 林道手前ベンチの有る所から「吉祥山」

 先に林道が見えているので三角点は通り過ぎている筈だ、 東面開けているので初めての休憩を取る。

 男性が居て三角錐の山は「吉祥山(きちじょうさん)382m」で、眺望が良い山と教えて頂いた。
林道に出て直ぐ左の階段へ 急な土留め階段の登り

 林道の直ぐ先分岐で右の林道は車止め、 左は本宮山登山道の指標が有り急な土留め階段が続く。
見返り峠に上がった 大岩が出て来る様になる

 登り切ると「見返り峠」で先に「馬背岩」と有り、 ニ六丁〜ニ七丁に露出する巨岩となっていた、確かに大岩が続き少し険しい登りの所も有ったが、危険と言う程では無いと思う。
馬の背岩の急な岩道 時計が架けて有る東屋は眺望が得られる

 時計が付けられた東屋が有り道から外れ寄ってみた、 南西方面開け僅かに海らしいのが見えている。

 時々に降りて来る人に会うが、 それより抜いて行かれる方が多いが単独の方ばかりで常連さんの様だ。
平坦な幅広い道

 叉軽いアップダウンの平坦な道となったが、先に石段と鳥居が見えてきた、真直ぐに石段を登って行き鳥居を潜ると結構険しい地形となって来る。
鳥居が見え石段が続く 林道に出ると山側崩れていた

 少しで林道に出ると、 山側が崩れ「落石の危険、谷側を歩いて下さい」と注意看板が立っていた。

 林道を歩くと少し先色んな看板が立ち、如何にも参道らしい石段の道が右手に上がっている、林道方面「国見岩」と有り眺望が得られそうだが、今日は霞んでいるし林道は歩きたく無い。
林道から分かれ右へは看板が一杯 神社の参道らしい杉木立と石段

 杉木立を進み「御清水場」に来た、 大木が倒れ完全に塞いでいるが樋が付き使える様にして有る。

 本来の道は通行禁止で迂回道が作られているが、 かなり泥濘んでいた。
倒木で塞がれた「御清水(おしょうず)場」 緑の鳥居を潜ると砥鹿神社第一神域

 杉の大木の中石段が続いて一歩一歩神殿に近づく雰囲気は、 当時はさぞ気分が高揚した事だと思う。

砥鹿神社(とがじんじゃ)本宮
 再度鳥居を潜り少し登ると銅板で覆って有るのか緑色の鳥居に来た、 「是より霊峯本宮山砥鹿神社第一神域」の立て札が見られる。

 神域らしく「天の磐座(あまのいわくら)」と、 先には健脚の守護神を祭った「荒羽々気(あらはばき)神社」が有った。

 ずっと続いた石柱は50丁目が最終で、広い石畳を通り10時35分「砥鹿神社本宮」に着く。

 拝殿の前は余り広く無いが、石畳が敷かれ横に授与所が有り神官さんが居られる。

 神官さんに見られながら参拝し、 右に進むと富士山遥拝所の立札が有り少し開けていている。

 男性が居て見えますかと尋ねると「僅かに」と言われる、 上の部分だけ微かに見えていた。

 カメラで撮ったがやはり写真にならず、 直ぐ先社務所が有り前に杉の大木が聳えている。
富士山遥拝所から僅かに富士山が見えた 社務所前に聳える 「杉の御神木」

 回り込むと「御神木」と書かれ、 下から枝分かれした大木で見慣れた一本のと違い新鮮味が有った。

 御神木の横に「車両祓所」と有り、御祓いの車ならここ迄入る事が出来、平坦な広々とした所で山頂部らしさは無く、先に大鳥居が見え奥の鳥居は真っ赤で新しそう。
赤い大鳥居に進む アンテナの立つ広場は左の道路へ

 鳥居の先は一段と大きな広場で、 右手に東屋と先にはアンテナが見られる。

 アンテナの立つコブには狭い道が上がっているが、 左に車道を降り途中右の赤い橋方面に入った。
道路から分かれ右に入る 赤い欄干の橋を渡る

 橋は「とがほどうきょう」と有り本宮山スカイラインを跨いでいた、少し雪が舞い始め左にカーブすると幅広い真直ぐの登りが続き、上には色々な電波塔が見えている。
真直ぐコブへ進む 巨大な建造物が立つ山頂

 余り急には見えないが疲れが有り結構辛い登りだ、 休みながら登って行く。

 11時丁度に登り切ると巨大な建造物が有り、 車が何台も駐車されている「本宮山」山頂に着いた。

 少し傾いた八角柱の天測点が立っている、 郡上の大洞山で撤去跡を見ているだけで実物は初めて。
(天測点とは国土地理院が地理上の地点天文測量における経緯度測量の差異を調べる目的で全国の一等三角点の本点に設置したもの)
大きな天測点 一等三角点「三本宮山(みかわほんぐうさん)」

 想像していたより大きく立派な物だ、 横に石や瓦礫が積まれていて美的に感心しない。

金網の際にベンチ、一段下にも手作りベンチ
 背後に四つの囲み石がコンクリートに埋められた中に、 一等三角点「三本宮山」が有った。

 大きな建造物や金網等人工物に加え、 車も駐車していて山の上の雰囲気としては良く無い。

 眺望も突き出たピークでは無いので一部が開けているだけだ、 東から南にかけて金網の際に丸太ベンチが幾つも有る。

 一段下にも手作りのベンチが並んでいて、 そちらの方が風を受け無い場所で暖かそうだ。

 男性二人が居て一人は富士山遥拝所で会った方で、近くに座り話をしながら昼食とした。

 遠くは一部しか見えないが、 砥鹿神社の森の広々とした景色を眺め乍休める場所となっている。

 暫くすると次から次に登山者がやってきた、 この方と皆さん挨拶をされるので常連の方達だ。

太い杉木立の中を帰って行く
 帰ろうとすると話をしていた方も立たれ、 11時50分一緒に下山開始した。

 登って来る人に会いながら降るが、 先行されている男性は足の運びがスムースで早い。

 色々な山に行って見えるので山談議をしながら、 馬ノ背岩近くに来てこの下に有る三角点の話をするとご存じ無かった。

 注意をしながら降るが無く林道に出て、 男性も一緒に林道を進むと道際に 四等三角点「東上」がコンクリートに囲まれて有る。

 丸い金属プレートが埋め込まれた新しいタイプの三角点で、 林道工事をした時に古いのを撤去し新規に設置したと思う。

 戻りかけると男性が先に道が有ると言われ、 そうだ登って来た時鉄塔巡視路指標が有った。

 林道を少し進むと鉄塔指標が立ち左に進むと、 やはり登る時に見た正規の登山道の場所に下りる。
ヤブツバキ 四等三角点「東上(とうじょう)」

 妻からメールで「恵那方面雪だが大丈夫」と聞いてきたので、 「ちらついた程度」と返す。

 その間に男性が見えなくなり、 13時10分駐車場に戻る迄に追い着けづずお礼が言え無かった。

 由緒有る神社の参道で歩き易く作られ登り易いが、山頂に着くと道路や巨大アンテナで自然観は乏しく、見晴しも今日は霞んでいて余計印象が悪いのか、余り眺望に優れた山と思え無いのだが!

 他に「くらがり渓谷ルート」等色々登山道が有るが、 もう一度登る気になるだろうか?


本図は国土地理院地図閲覧サービスを利用して作成
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出会った花:  ・アセビ ・ヤブツバキ


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