310 | (ごもやま) 225m |
H22年1月20日 10時45分〜13時10分 岐阜県 岐阜市 晴れ |
”山頂迄は歩き易い 東の鉄塔へは 余り歩かれて無い” | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
暖かい日になるとの天気予報で、
岐阜市近辺で未登の「御望山」と大桑の「古城山」に行く事にする。 東海環状自動車道が地盤が脆いとされる御望山を貫通するかで議論され、 結局トンネルが出来る様だ。
先に古城山に向うが道路に雪が積もり、 登山口に入れ無いので諦めた。 戻り256号を南下し山県署信号で79号へ、 伊自良の四辻で91号に左折し石谷(いしがい)を通り78号に。 右の本巣方面に走ると、岐北中学校の横に有る登山口の 神明(しんめい)神社に来た。 この山はお世話になっている「奥美濃散歩」さんが登られ、 神社前に駐車されている。 同じ所に止めたが避けた方が良さそう、 駐車可能な所はと岐北中学校沿いに進むと道幅が広い。 車の往来も少なく駐車し10時45分歩き始め、 神明神社に戻り桜の参道を進むと本殿に来て参拝し、 右手に続く石段を登ると桜が続き花の時期は楽しめそうだ。
平坦な所に上がるとこじんまりした建物と幟が見え、 近付くと「金毘羅大権現」となっている。
右側から背後に進むと桜の幼木が植えられ、 その先山に入って行くと軽い登りで尾根に上がり左へ進む、 右にも道が有りそうな感じだが薄いし木が横たえて有った。 少しの間なだらかだったが地形図通りの急登となり、 登山道は落葉で隠れ滑ら無いように注意し登る。
落葉の無い所は結構ザレていてこれも滑る、 ルートは直登で幅広く明瞭に続く。 暑くなりきついなと思いながら一歩一歩進むと、 岩が出て来る様になり一段とごつごつと大きな岩が有る斜面に来たら、 上から大岩が見下ろしている。
登り切ると右に開けた所が有りやれやれと休憩、 然し今日は暖かい日で完全に霞んで眺望は駄目だ。 その先ロープで囲われた中の箱は雨量計?を見ながら主尾根に上がり、 山頂方面の左に進む。
尾根は狭くも無く広くも無くで歩き易く明瞭な道が続き、 11時25分「御望山」山頂に着いた、四等三角点の小さな石柱の「御望野」と、 国土地理院の白い標柱が立つ山頂は林の中の小広場。
木に小さな「御望山225m」の札が掛っていて、 裏には麓の岐北中学校と書かれていた。
北東が一部開けるが今日は直ぐ下しか見えず、 暗いし冬は日差しが有る所が良く休む気になら無い。 先の西方面に道が続いていて、 眺望が得られる場所が無いかと入っていったら良い道が続いている。
少し草木が煩そうだが明らかに開かれて、 地形図を見ると尾根の先で送電線が曲がっているので鉄塔が有りそう。 西にも送電線が走り、 この尾根の先端で僅かに曲がっている様に見えて鉄塔が有ると思う。 道は里迄続いていそうだが、 降りた後駐車地点迄の車道歩きが長いので避けたい。 山頂から西の方面に有る送電鉄塔なら岐北中学校に近く、 柿畑の間の歩きで苦にならず距離も短くなるので行って見よう。 戻り山頂を通過し登って来たポイントを通り、 緩やかに降るが薄い踏み跡で鉈目も見当たら無い。 獣道と言って良い程踏み跡は薄いが、 只色の違うテープが時々出て来るので人が歩いている様だ。
降るに連れ歩き難くなってきたが、藪と言う程では無く少し小枝が煩い程度で済んでいて、 歩き易い所を選んで行くが、実際歩いているのは猪が掘った跡の有る獣道が多い。 暗部に来て登ると白と青の模様のポールが立っていて、 測量工事の方の忘れた物の様子。
一段と小枝が邪魔になって来たが、 それでも右に左に抜けられる所を探して進む事が出来る。 木の間に鉄塔が見え直ぐ鉄塔広場に来た、 ススキと思う枯れ草が一杯だが今の時期は気になら無い。
北側雪が付いているが道が降っていて、 南は看板の横に道が有り次の送電鉄塔が直ぐ下に見えている。
南に明瞭な道を急降下すると大きく開けた送電鉄塔に着き、 眺望が広がり下に二つの池が見えていた。 鉄塔の土台石積みの左にしっかりした道が続いている、 これは里迄下れそうだが池方面へ行くのか?
道は変わらず明瞭に付き時々土留め階段も作られ整備されていた、 右手にテープが続く様になり何の為かと思いながら急降下すると岩が出て来る。
登山道際に立っている様な大きな岩を通過する、 この辺りも眺望が得られた。 相変わらず右側にテープが続き下ると、 その先橙色の鉄のゲートのような物が見えている。
降りると梯子が付いて、上には「柵の中に入らない・・」と書かれていたが、 出所は書いて無く不明、ここは人工的な幅広い道?だが草も生え歩かれて無く、 周囲も草木が茂り通れそうな所は無い。
左の谷状の所に踏み跡らしい痕跡が有るが、 タイヤが幾つか埋まっている谷に道は付いて無さそうだ。 谷を横這いし通ると「490火の用心」と手書きの鉄塔指標が立っていて、 今来た方向を指している。
これなら反対方向に道が有りそうでそのまま進むと、 直ぐ大きく開けて柿畑に出たが道は無い、 もう一度梯子の場所に行き道を探したがやはり無く戻り、 柿畑を降って行くが畑の中に道が無さそうだ。 何処でも歩けるが人様の果樹園を歩くのは気が引ける、 道の無いまま見えている池方面に降りて行く。
柿園の中の道路に出て池の東側の際を歩くと、 池の縁には釣り人が竿を垂れ読書している。 西側の池に行くと、 ここにも太公望が二人竿を出していて釣り用の台も設置されていた。
道が続いていて奥にお寺が有る様だが行かず、 お墓の下を通り13時10分車に戻った。 神明神社から山頂を踏むだけなら余りに呆気無く、 今回の東の鉄塔経由の周回は良いコースだと思う、 只し以前は道が有ったのを柿畑拡張で無くした様で、 人様の果樹園内では惜しいが周回はすべきで無い。 山頂ピストンだけならこの山のお勧め度は低い。
出会った花: 無し | |