298 | (ちゃうすやま)1,415m 萩太郎山 (はぎたろうやま) 1,358m |
H21年10月4日
9時20分〜14時30分 愛知県 豊根村 晴れ |
”眺望に恵まれ 澄んだ日の ハイキングが 楽しい山” | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
暫く愚図ついた天気が続いている、
今日一日だけ晴天でその後又暫くは天気予報は良く無い。 これは出掛けなければと思うが何処に行こうか? 妻が同行するので厳しい山は駄目だが、春に ⇒「芝桜」を見た 設楽の萩太郎山と茶臼山は歩いて無い、眺望が良さそうで快晴の予報に出掛ける。
稲武の信号を右折し153号道の駅「どんぐりの里」を過ぎた喫茶店で、 コーヒーとモーニングの朝食を摂った。 少し先ガソリンスタンド手前のコンビニで昼食を調達し、 257号に戻り茶臼山道路入口道の駅アグリステーション名倉の信号を左折。 無料となった茶臼山道路を走り園地に到着、矢筈池分岐を左に入り萩太郎山へのリフトを 潜ってスキー場用のトンネルを過ぎると第4Pに着いた。 茶臼山と萩太郎山が見えているここは、 広い駐車場だが1台しか車は止って無い。 9時20分茶臼山に歩き始めた、 この駐車場も眺望が広がるが南アルプスは少し霞んでいる。 以前はここにトイレが有ったが、「いたずらが多いので閉鎖しました」とされていた。
登山口はこの広場の茶臼山の大きな看板が有る所で、 道も見えていて分かり易い。
簡単な茶臼山登山案内図を見ながら幅広い開けた道を登って行く、 両側にはノコンギクが咲いている。
1本の大きな木が見え上がると広場となっていて、 「自由の丘」と名前が付けられていた。
先にベンチが設置された所に男性と犬が居て、 我々が近付くとキャンキャンと吼えるが先程の周遊道路から来た様子。 南アルプスから萩太郎山その右遠いが、岩古谷山や平山明神山が見え眺望の良い園地だ。 妻が犬をなでてやると鳴き声は止った、然し私が近付くと叉やかましく鳴く。 尻尾を振っているので威嚇しているのでは無く、なでてやるとやはり鳴か無くなった。 世話の焼ける犬だ、飼い主はこんな行為が可愛いと思っているかもしれないが? 西登山ルートの案内から林に入って行く、 右に道を分け土留めの階段を登ると直ぐ大きな見晴し台に来た。
先行していた妻が駄目だと直ぐ戻ってきた、 樹木が茂って殆ど眺望が得られ無くなっている。
先程の自由の広場の方が眺望は良い、 左山で緩やかな道が続き「ささやきの小路」と名前が付いていた。 右への分岐を見送り山頂方面に階段の急登が始まり、 直ぐ右雷岩方面への分岐に来て左に上がる。
胸突き八丁とされる土留め階段がずっと続き暑い、今日は気温も低く爽やかな日なのだが! 汗を掻きながら山頂部の西端に上がると、刈られていて広場の様になっていた。
何も無いのでそのまま右に進み潅木の間を通ると、 10時丁度結構広い「茶臼山」山頂に着く。 木製の展望台手前に二等三角点「茶臼山(ちゃうすやま)」が有り、 平坦で大きな広場がとなっている。
今日は日曜日だが誰も居ない、 展望台に上がると萩太郎山が見えるが眺望としては余り良く無かった。
水を飲んで休憩し先に進むと、少しで鉄製の展望台が見えて来る。 長野県側展望台とされているここは、 山頂方向の南西を除いて300度以上は眺望が得られていた。
左端の仙丈ヶ岳から右は上河内岳・光岳辺り迄ずらりと見える南アルプスは、 山名が書かれた板が有る。
今迄見えて無かった北方面は恵那山・大川入山・蛇峠山が確認出来たが、 御嶽山は隠れている様子。
周回道路に降りる真っ直ぐと、 右に東登山道への道が有り雷岩方面の右に降りて行った。 少し降ると大岩が見えてきて岩に「雷石」の札が付けて有り、 ここが分岐で直進が東登山道で右は休暇村登山道に行ける。 東登山道は萩太郎山登山口の矢筈池から離れて行くので、右に入った。 右山の良い道を進むと分岐に来て、 直進は最初に通過の「自由の広場」に行くので左の「森の広場」方面に進む。 大岩が幾つも見られ歩道沿いに「雨乞い洞」と札が付いている、 然し「洞」は何処なのか?。 美しい林になり「夫婦椹」とされる「さわら」の木が有るが、 木の太さのバランスが余りに違っていた!
幅広い作業道だと思う道に出て右に取り、 暫く進むと叉分岐に来て左の「森の広場」に入って行く。
真っ直ぐは直ぐ先に分岐が見えて、「自由の広場」と山頂に行けるようだ、 大木も見られる様になりこの辺りも良い林で、降ると「森の広場」の看板が有る所に出た。 何本も遊歩道が有り戸惑うが、 メインの休暇村登山ルートの右に「樅の丘」の案内が有り登って行く。
少しで大きな東屋の建つ「樅の丘」に来た、 前方開けているが標高が低い場所で余り眺望は良く無い。 真っ直ぐ南に降って行くと休暇村への分岐に来て、 休暇村で無い右に進むと自動車道に出た。
自動車道脇の遊歩道を右に進み、 第3P横から「レストハウスやはず」裏を通り遊歩道で池を回り込む。
ゴーカート乗り場を過ぎ池の南端に回り込むと、 突き当たりに指標が立ち右「萩太郎山山頂」と有った。 右に進むと直ぐ正面にトンネルが見え、 青いA型バリケードが置かれ張り紙が有る。
その奥に正規の案内指標も立つが、張り紙は「危険の為通行禁止」で ゲレンデからしか登れないようで、戻りゴーカート乗り場からリフト乗り場を抜け、 緑地広場を登り最上部から左に道路を跨ぐ歩道を通った。
一般車通行禁止の舗装された道が上がっているが、 急なゲレンデの右端を登って行く。 どんどん眺望が広がりゲレンデの先に、 茶臼山から右が大きく見え奥には南アルプスが見えている。
急斜面のコブに上がると一段と広々とした景色が広がり、 ゆっくり腰掛けて楽しんだ。
リフトで上がって帰りは歩いての人が結構居るが、 車道の近くを下っていてこちらには来ない。
同じ様にゲレンデの右手急斜面を登り、右から山頂に回り込んだ。 一番高い所に大きな休憩所が作られていて、 南の下には幾つもの無線中継塔が立っている。
南の三ツ瀬明神山から手前の山々が、山波となって重なり合い結構美しい、東へ行くと南アルプスが見え、ここにも山の名前が書かれた板が設置されていた。
四等三角点「萩太郎(はぎたろう)」は山頂部東の端、 「萩太郎山」案内の北へ少し離れた所に有る。
芝桜は今年春の時より一段と面積が広げられて楽しめると思うが、 山が禿げて行くようで複雑だ。 リフトで上がって来た大勢の人がいて騒がしく、 落ち着かない。 登った途中の大きく開けた、 今日一番のビューポイントだと思う所で食事とする事にした。 妻は早々と来た道を戻り始めているので、後を追って下って行く。 ゲレンデ途中のコブに戻り昼食を取りザックを枕に寝転んだ、 日は当っているが気温は丁度良い。 暫くすると少し離れた上にカップルが座った、 人が歩く道は大分下で話し声も聞こえずのんびり寛げる。 然しここはバイクのメッカのようで時々騒がしくなるのが、 山としてのマイナスポイント。
そのままゲレンデを下り14時30分車に戻った。 妻が風車の立つ「井山」に行って無くて、茶臼山高原道路を面の木で下り園地駐車場から歩いて行く、車止めチェーンの横を通り舗装の道を上がり、大きく眺望が得られる井山に行くと御嶽山も見えていた。 茶臼山は公園となっているので遊歩道が何本も有り、案内図を頭に入れて歩かないと戸惑うと思う。 茶臼山長野県側展望台と、萩太郎山スキー場ゲレンデ西端途中が眺望のお勧めポイント、但し明神山等三河の山を見るのなら萩太郎山山頂が良い。
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出会った花: ・ノコンギク ・アキノキリンソウ |