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段戸山
(だんどさん)
1,152m

鷹ノ巣山
(たかのすやま)
1,153m

「駒ヶ原ルート」
H21年1月23日
13時35分〜15時15分
愛知県 設楽町
曇り時々晴れ
”軽い登りで尾根に
最後急だが
距離は短く
 簡単に登れる山”
 岩岳を下りて外は少し寒いので車の中で昼食を取っていると、 黒い雲が出てきて風も強くなった。

橋を渡った直ぐが登山口
 雨が降って来るかもしれないので、段戸山に行くのを止め暫く様子を見る。

 少し明るくなってきてこれ以上悪くなら無さそうで、13時35分歩き始めた。

 岩岳の林道歩きが退屈だった、 段戸山も周回すると林道歩きが長くピストンでと思いながら直ぐ先の橋へ行く。

 橋の上はチェーンで一般車通行止めとなって、 跨いで先に見える登山口案内に行った。

 「段戸山登山口」の板に「段戸山登山道通行止めのお知らせ」 と書かれた板が掛けて有る。

 道路工事の発破作業で危険の為、 東側登山ルートを3月19日迄通行止めにすると有った。

 東側登山ルートは駒ヶ原林道から登る道で、 午前に岩岳に行った時見た大掛かりな道路改修工事中。
案内が立つ登山口 東登山口通行止めの板が掛けてあった

 周回をしない事にしたので関係は無く、 林道と別れ左に入ると直ぐ幅広い尾根状の登りとなった。

 桧林の中に背丈程の笹が生えているが、 疎らで叉登山道は開けているので邪魔にはなら無い。
桧林の根が出ている登山道 まばらな笹が見られる

 桧の根が出て濡れているので滑るかなと思ったが、 少し歩き難いだけで大丈夫だった。
笹が濃くなるが登山道は開けている 1,032Pコブから山頂部が見えた

 少し急な登りでコブに上がったので標高点1,032に来た、 林の向こうに見えるのが山頂の様子。

 少し進むと左山となり結構急降下して行く、 笹も濃くなったが切り開きはしっかり有る。
途中に有る古い指標 降った暗部から緩い登りとなり左側急な斜面

 暗部からは緩やかに登り太い桧林の中で笹の無い道と変わり、 左は急な斜面だが全く危険は無い。

 緩やかに登って行くと右側テープが張られていて、 道らしいのが見られる。
右に薄い道が有る所はテープが見られた 白い杭の指標が立っている

 左に進んだが左奥に「段戸山→」の白い指標が立っていて、 テープが無くても間違えないと思う。

 暫く緩やかな登りが続きその後急になってきたら、桧が混じってはいるが 自然林の様相に変わり、この辺りから雪が出て来て急斜面は滑って登り難い。
上部は自然林の様相になった 雪が積もっている

 道は変わらず両側背の高い笹が有り滑らない様、 笹を掴みながら体を持ち上げて登った。

 緩やかになり暫く進むと笹が被り少し道が分かり難い所を通過し、 14時20分直ぐ先が山頂だった、開けた「段戸山」山頂は平らで結構広く、 二等三角点「段戸山(一)」と目立つ大きな石柱が有る。

 (一)と数字が入る点名が珍しい、 二等三角点「段戸山(二)」は「寒狭山(さぶさやま)」に設置。
広場で明るい「段戸山」山頂 二等三角点「段戸山(だんどさん)(一)」

 石柱は岡崎高校創立80周年記念と有り、 地域のシンボル的な山でも一学校が立てるのは如何か?

 雪に埋まっているが廃材だと思われる板が積まれている様だ、 持っているガイドブックには、測量用の櫓が有ると書かれその廃材だと思われる。
目立つ石柱は高校の創立記念 木が育ち眺望は良くない山頂

 東面若木で背丈は低いが何も見無い、 木の間に少し山が覗いている程度で眺望は駄目だ。

 一度伐採され開けたのが、木が育ち見え無くなったのだと思う、 只広い平らな山頂の居心地は悪く無く、ほっとする空間になっている。

 14時35分降りは滑りそうでアイゼンを付け、 雪の無い緩斜面で外して15時15分車に戻った。

 標高差250m位でそれに距離も無く、 やはり近くの山とのダブル登山が良い様だ。

 周回コースは長い林道歩きとなりお勧め度は低い (今年3月19日迄林道工事中で周回は出来無い)。 

 *追記:平成27年5月:最新の地形図を見ると 「鷹ノ巣山1,152.6」とされている。
  調べると平成23年関係自治体の申請により 「段戸山→鷹ノ巣山」に名称変更したとされていた。
  標高も1,152mから1,153mに変更され、 トップの山名下に変更後山名と標高を追記。



本図は国土地理院地図閲覧サービスを利用して作成
  出会った花:  無し


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