今年はお正月からずっと良い天気が続き、1月4日に納古山に登ったが(レポ未作成)、
天候に恵まれている内にと急遽出掛ける事にした。
愛知県設楽町の岩岳に登ろうと、9時10分家を出て岩村から稲武に入り、
153号交差信号を直進。
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登山口、左側が駐車場 |
「アグリステーションなぐら」の有る茶臼山道路に入る手前、
駒ヶ原口のバス停を右折する、ここに設楽山荘の看板も立っていた。
名倉川を渡り舗装道を進み、
設楽山荘を見て上って行くと路面に僅かに雪が有り滑る。
車のタイヤはオールシーズンだが、
前に雪道を走ったが駄目で危険な為戻る事にした。
こちらの山の資料は一式持っていて、
直ぐ近くの岩伏山なら里の神社から登るので雪の問題は無いと思う。
257号に戻り「アグリステーションなぐら」の先、
「岩伏山登山道」案内が有った。
斜めに入る道を進むと分岐に来て、
同じ案内が立ち左に取ると鳥居が見え登山口に着くと、
民家の横の広場に登山者用駐車場と看板が有る、
看板が無いと民家敷地内の感じで躊躇う場所。
11時40分歩き始めた、
鳥居の前に立派な登山案内や記帳ノートが有り地元の熱意が感じられる。
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登山口に有った立派な登山案内図 |
津島神社の左に幅広い道が続く |
左に車道が上がっているが、真っ直ぐ階段を登り津島神社にお参りをし、
神社の左に山に入って行く幅広い道が有り、緩やかな登りの自然な道。
少しで茶臼山高原道路に来た、
向かいに道路のサービスエリアが作られていて案内が見えている。
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茶臼山高原道路に出た |
下山口の案内がされていた |
案内には「下り口」とされていて、
こちらが下山に使おうとしている西側の道だと思う。
少し右の東に進むと、「登山口2合目」と書かれた案内が有り入って行く。
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茶臼山高原道路を東へ進むと登山口 |
林道の様な道を進む |
林道の様な幅広い道が続き終点に来て左に入ると、
右に堰堤を見て橋を渡り山道に変わった。
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林道から左へ入り橋を渡る |
杉林の中に道が続く |
杉林の中幅広いなだらか道を進む、
大岩が散在し「岩伏観音」とされ岩の上に小さな観音像が有る。
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岩の上の観音像 |
大岩が散在している |
赤い矢印指標が時々出て来てルート案内をしてくれ、その先「山姥洞窟」
の案内が有るので登山道と離れ左に入ると谷の崩れた所を登って行く。
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山姥洞窟の案内 |
山姥洞窟は奥行きが無い |
上に洞窟が見え無理に上がるが奥行きが無く洞窟と言う程の物では無い、
看板にも「現在は土砂により奥行きが狭くなっている」と書いて有った。
戻り変わらず杉林の中を進むと、
「岩伏地蔵」とされ岩の上に鎮座されている。
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岩が多い道 |
災害現場の看板 |
荒れた道が続くと、
「災害現場平成12年9月の東海豪雨による被害現況」の板が見られた。
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岩や倒木が散乱している災害現場 |
案内は随所に出て来る |
その先岩が転がり倒木が一杯の谷に出て、
ここが災害現場で谷の上部迄激しい崩壊をしている。
この辺り少し道が複雑だが案内が有り困る事は無い、
只雪が積もり丸太の橋が滑り慎重に通過。
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水量の少ない滑滝が有った |
なだらかになる |
水量が僅かな滑滝を見て杉林を登ると平坦になり、
時々左手に二次林が広がる。
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二次林が広がり明るい場所 |
平坦で広々とし本来素晴らしい場所だと思われるが、
惜しいかな直ぐ植林となってしまう。
右奥に壊れかけの小屋が有り、
ベンチが作られ休憩場所とされていたが寄らずに通過した。
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壊れかけの小屋は休憩所 |
水汲み場 |
「天然ワサビ」の看板が見られ、
少し下流に竹で水が汲める様にして有るが飲める?
ワサビは分らず丸太の橋を2回渡り、
広々とした桧林の中を緩やかに登って行く。
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矢作川源泉と案内が有る |
整然とした桧林を行く |
「矢作川源泉」の案内が見られたが、
桧林の人工林の中ではとても源泉の感じはしないのだが!
突き当たる感じの所に指標が立ち直角に左に曲がる、
只し分岐で無く他の方向に道は見られ無い。
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案内が有り、直角に曲がり山頂に |
山頂へは低い笹の間を行く |
山頂への登りとなり周囲が若い桧林の足元は低い笹の間の道で、
良く歩かれているのか踏み跡は明瞭。
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尾根が狭くなると山頂は近い |
「岩伏山」山頂、中央に三等三角点「岩伏」 |
狭い尾根となって来ると余り登った感じが無く少しで、
12時45分「岩伏山」山頂に着いた。
広い山頂の中央に三等三角点「岩伏(いわぶし)」が有り、
記帳ノートと色々な看板が見られる。
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風車が見えている「井山」 |
看板に「御自由に御記入下さい、記録されたものは部落の津島神社の祭礼に、
皆様の益々のご多幸を一緒に祈願致します、
川口コミュニティ」と有るが親切な行為に敬服。
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近い「碁盤石山」 |
山頂からは東南方面が開け、
電波塔や風車が目立つ「井山」や「碁盤石山」が近くに見えていた。
その右遠くには東三河の山々が見え、
反対側は林越しに見えるだけで眺望は良く無い。
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東三河の山々 |
少し寒いので南東側で風を避けて昼食を取り、13時15分下山開始した。
山頂看板の西側に降る道が付きこの道が帰りに使う下山道かと思ったが、
方向が違う気がし地形図を出し確認すると南に降りなければいけない。
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落ち葉一杯の緩やかな尾根を下って行く |
こちらのルートも指標が有る |
南西側の看板「狼煙岩」の先に行くと道が有り、
逆を向いた「岩伏山」案内が有り目印となった。
こちらは登った道と違い自然林が続き明るく気分良く降って行く、
落ち葉が多く道は見難いが登りで有った赤い矢印指標が見られ、
こちらのルートも案内はしっかり付いていそう。
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ずっと自然林が続く |
登りのムードとは全く違い自然林は良く春や秋には楽しめると思う、
その先急な降りとなりトラロープが出て来る様になると、
「山里展望地」の案内が有る。
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「山里展望地」から右「岩岳」左奥「仏庫裏」
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下は里が広がり、山は右が「岩岳」で左奥ゴルフ場の有るのは
「仏庫裏(ぶくり)」の様だ。
少し降ると「傘岩」の案内が有り下山道から離れ右山で入ったが
それらしい岩は見当たら無い、崩れ気味の狭い道を通り尾根状の所に来て
その先道は消え、尾根の右にも道は無く岩も無いので戻る。
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傘岩 |
何箇所も虎ロープが出て来る |
案内が有った近く迄戻ると、岩の上に傘状の岩が乗っているのが見えこれが傘岩だ、
登山道の案内が有る所から上を見れば見付けられると思う近い場所だった。
大岩があちらこちらに出て来て、急斜面の為道は左右に大きく振りながら降って行く。
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尾根を下らず岩の間を通る |
左山で浅い谷を回り込む |
相変わらず虎ロープの有る急な降りが続くと思っていると、少しなだらかに変わり両側岩が有り、
その手前右の尾根を降る道は無く右の岩の上に赤い色の木の板が置かれ矢印の様に見える。
岩の間を進むと明瞭な道が左山で続いていて、浅い谷を回り込み叉降下が始まった。
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杉林に入ると幅広い道 |
茶臼山高原道路に出た |
少し分り難い所も有るがテープも有り、叉浅い谷状の所を降るだけなので直ぐ明瞭な道に出る。
杉林に入ると幅広い道となり、
茶臼山高原道路に出て向いの朝登って来た道で14時丁度車に戻った。
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左が岩伏山・・登山口南にて |
登山口は案内指標も有り分かり易く、駐車場もきちんと作られていて有り難い。
前半の谷道が自然林が少なく荒れた感がし、
降りの道は急降下だが自然林が多く気持ち良く歩けた。
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本図は国土地理院地図閲覧サービスを利用して作成
クリックしますと元のサイズで表示します、書き込みのルートは正確では有りません
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