229 | (やつぼがたけ) 873m |
H19年12月17日
10時35分〜14時 岐阜県 美濃市 曇り |
”全体に急登で 距離の割りに厳しく 眺望は良く無い | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
前日の崩れる天気予報が朝起きると良くなっていて、
未登の美濃市の矢坪ヶ岳に行く事にした。
天王山への東端信号を過ぎ次の信号で右折290号天王山トンネルを抜け、 半道(はんみち)天王山登山口を見て集落で右折し291号に入った。 暫く走り左折し板取川を渡ると81号に入り、 左に和紙の里会館が見えるが右に進む。 カーブミラーの有る三叉路を左に入る、ここには「田之洞・蕨生」の指標も立ち、 直ぐ先に料理店「牧園苑」が有った。 2車線の良い道を進むと、右側の広々とした所に養鶏場の飼料塔と建物が見られ、直ぐ先広い道は右に曲がるが直進し、狭くなった道を進むと集落に来て一番奥迄進む。 右手「明神神社」が有り手前の空き地に駐車、ここに止めて良いか分から無いが他に見当たら無い、遅いスタートとなったが10時35分歩き始め、簡易舗装された道を山の方に入って行く。
左に最終民家を見て地道になった林道を進むと、直ぐ新しい「矢坪ヶ岳登山道」の指標が有った、1台程度ならここに駐車出来そうだ、仲間で行きUターンを考え無いのなら3台程止められる。
2方向の分岐で指標通り左に入ると、左山で右は沢が流れている道となり、「マナーを守って快適な登山」や「禁煙」の看板が見られた。 水道設備なのか2棟の建物を谷の先に見て、 湿気て草が生え嫌な感じの所の少し先丸太の橋に来る。
如何にも滑りそうなので、片足を軽く乗せてみたらツルツルだ。
広々とした所に来たら山火事注意の看板と、 鉄塔巡視路の指標が有るが道は薄い。 濃い道は左に付き緩く上ると、再び「山火事注意・生活用水水路」の看板が有った。 その少し先道に細い枯れ木が何本も有るが、道は真っ直ぐにしっかり着いている。 そのまま進んで行き沢に出たら取水している場所で結構険しい地形だ、 何処に道が有るかと見回すも見付から無い。 おかしいと思い枯れ木に戻ると、道が尾根方向に見られ古い赤テープが付いていた。 この時期は道が落ち葉で隠れ気味で見落としたが、 何時もは踏み跡がはっきり見えていそう、叉枯れ木の合図に気付けば間違わ無いかもしれないが、一見倒木に見える。 急な登りとなってきて時々赤テープが見られ、 黄色のテープには矢坪ヶ岳と矢印が書かれていた。
地形図の破線は先程の谷を詰めて行く様になっているが、 現在の登山道は尾根を登る様子。 落ち葉が一杯の道だが登山道は明瞭になり、右手に尖った山が見え標高点638mのコブだと思う。
急な登りが続いて大岩も時々見られると、プラ階段が出て来るようになった。
一段と急登となってきた、 曇っていて冬型の気圧配置だが暑いので水を飲む。 急登と聞いてはいたが、息をつく所の無い厳しい登りが続くと檜林が出てきた。 黄色い杭に読み難くなっているが「矢坪ヶ岳」と書かれた狭い所に来ると、 左から道が上がってきているように見える。 ここが地形図の谷を詰めて登る道の合流点か? 帰り間違わないよう頭にインプット。 険しい地形が続き平らな分岐に来て、 山頂方向左だが右に入ると展望所となっていた。 天気が悪く遠くは駄目で、 近い矢坪と蕨生(わらび)集落の先に誕生山と天王山が見えている。
先に進むと雪が出てきて滑り登り難い、 又変わらず急登が続き靴の着地点を良く確かめながら行く。
尾根が近い様で上が少し明るくなってきた、 滑りに苦労し進むと雪が多くなり足跡が見られる。
尾根に上がったが林の中で眺望は得られず、 右に進むがここは左方に道は見られ無いので帰りも間違え無いと思う。 足跡を見ながら進むと少しで跡は無くなり、 雪が深くなってUターンし帰った様だ。 雪は15~20cm程で歩きに問題無く、 新しい足跡を付け登るのは気持ちが良い。 道は窪んだ所を進めば良い様で、時々テープが見られた。 笹が出てきたが完全に埋まって無いので、 急な所は笹を掴みながら滑ら無いように登る。 笹が無いと登り辛い所も有ったが急斜面の距離は短く、 12時25分「矢坪ヶ岳」山頂に着いた。
山頂は大木の関係か雪が無く三角点が土に埋まり気味に有り、 岩の無い狭い平坦な広場となっている。 (点の記は明治38年と古くルビが打たれて無い、読みは「やつぼたけ」?) 周囲は林が囲み眺望は得られ無い、もっとも完全に曇って木が無くても今日は駄目だ、昼食を取っていると雪がぱらつき寒くなり、ここは楽しみは無い場所で下山しようと急いで食べた。
今淵ヶ岳方面は雑木林の気持ち良い道が見えているが、 時間的にも叉雪も有り踏み込む状況では無い。 12時45分下山開始、雪の降りは早い自分の足跡を見ながらあっという間に尾根下降点に戻り、この先の急降下は滑ると危険で慎重に降り、ひやりとした時も有ったが一度も転ばず14時車に戻る。
最初の辺りが少し不明瞭だが、尾根に取り付いた先はぐんぐん登って行くだけで迷う所は無い、 只急坂続きで足を休める所が出て来ないので、適当に休憩を入れながら登った方が良いのでは。 今淵ヶ岳迄行けば満足度が高い山歩きになると思うが、どうだろうか?
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
出会った花: 無し |