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岳 山
(たけやま)
775m
H19年4月19日
11時10分〜12時30分
岐阜県 郡上市
晴れ
 ”標高差は無いが
  急登が続き
  結構面白い山”
 天気予報は余り良く無いと有ったが、起きると太陽が眩しく上々だ。

立派な看板で目立っている
登山口の案内看板
 時間的に遅く遠くは行け無い、 郡上の「岳山」と時間が有れば「黒岳」に登る事にする。

 ETC通勤割引の時間は過ぎ節約の為下を走る事にして、 花フェスタ記念公園の西口前を通り伏見から兼山に抜けた。

 下渡橋を通り350号で左折飛騨川を青柳橋で渡り、 41号を抜け高山線を通過し左折。

 美濃加茂ICの案内で右折すると上野トンネルを抜け、 昭和村とIC入り口を過ぎ上蜂屋東の信号で63号に入り右折した。

 神野で右折上之保に入り63号火打峠を抜け、 八幡町小那比を通り八幡町洲河を目指す。

 下りに入りそろそろ洲河(すごう)の集落と思った時、 左に立派な「岳山」の案内看板を見付けた。

 奥が石で入れ無いようにして有る所に駐車、 11時10分直ぐ横の登山口看板から山に入って行く。
詰めれば2台止められる 良く出来ている指標
登山口に1台駐車可能 入り口の案内

 岳山の案内も登山口の案内も手作りの看板だが、洒落た立派な物が作られている。
直ぐ尾根道となる 集落の戸数は少ない
杉林の道 右手に洲河の集落

 杉林の中にミヤマカタバミが咲き、 直ぐ尾根に上がり緩やかに進むと洲河(すごう)の集落が見えた。

 少しで「足元に気をつけて、ゆっくり楽しんで登ってください」と、 「気合いダー」の立札が有る。
気合だと言われても
手作りのゲート 入り口からの距離が書かれた杭

 溝状の道を登って行くと200Mと書かれた杭が有り、 その後100M毎に出て来た。
植えられて間も無い木が邪魔になってきている 2ヶ所ある
桧林の道となる 良い音がする木板

 桧林を進むと少しずつ登りが急となって来る。

 自然林になると「動物達に挨拶しよう」と書いた板が有り、 小槌が有るので叩くと良い音がした。
危険ではない
大岩の横を通過

 大岩が出て来た、丸太で道が作られているが雨後で滑る為慎重に通過。
整備するのは大変だったと思う
丸太で道が作られている 休憩所

 続いて大岩の横を摺り抜け回り込むと休憩所の案内が見られ、 入るとベンチが作られている。

 見晴しが得られるが今日は遠くは雲が有り、近い前方の山が見えるだけだった。
眺望は取り立てて良くない 木の名前はさっぱり分からない
休憩所から近くの山が見える 木の名前が書いて有る

 木の名前が書いた丸太をカットの板が架けて有り、 名前はさっぱり分から無いので有り難い。
かなり急降下して行く
滝は水量が無い

 滝の指標が有り急斜面を下り滝下迄行ったが、 水量が余りにも少ないのが惜しいが雨後はどうか?
尾根に上がるまで急登が続く
滝への案内指標 急登が始まる

 戻りいよいよ急になってきた、ほぼ真直ぐ登って行く為きつい登りだ。

 最後は一段と急となるが距離は無く、 少しの頑張りで主尾根に上がると展望台の案内が立っている。
山頂でなく展望台
尾根に上がると展望台の案内 緩やかな尾根道

 左に緩やかな道を行くと手作りの展望台に着いた。

 東面が大きく開けていて、 小秀山の山塊とその左には御前山の山塊が確認出来る。
大きく開けている展望台

 御前山近くに見える筈の御嶽山は雲の中、 それでも気持ちが良い眺望が広がりのんびり楽しめた。
櫓に登っても特に眺望は変わらない 展望台から近い
展望台の下に櫓が 山頂へは緩やかな登り

 展望台直ぐ下の松にも櫓が組まれているので上がってみたが、 眺望は特に変わりは無い。

 山頂方面に進む、 尾根道を緩やかに登ると小さな切り開きの「岳山」山頂に着いた。
全く眺望は得られない
樹木に囲まれた「岳山」山頂 山頂の二等三角点「美山」

 中央に二等三角点「美山(みやま)」の有る山頂は、林の中で眺望は得られ無い。
掴まる木が少ない
木に掴まりながら急降下 なだらかになると歩き易い道

 直ぐ下山開始し展望台を横目に見て通り過ぎ、 尾根降下点からの急な降りは木を掴みながら下る。
深山傍食 長葉菫細辛
ミヤマカタバミ ナガバノスミレサイシン

 登山口の所でミヤマカタバミとスミレサイシンの花を撮って、 12時30分車に戻った。

 指標も多く登山道も良く整備されていて、大変なご努力に感謝したい。

 今日は御嶽山が見え無かったが、 澄んだ日であれば展望台でのんびりすると楽しい山となる。



本図は国土地理院地図閲覧サービスを利用して作成
 出会った花: ・ミヤマカタバミ ・ナガバノスミレサイシン


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