190 | (てんじんやま) 553m |
H19年4月13日 11時20分〜12時10分 岐阜県 八百津町 晴れ後曇り |
”昔は登られていて 信仰対象だったが 今はひっそり佇む山” | |||||||||||||||||||||||||||||||||
八百津の「大船権現山」に登った時、楪集落で権現山の写真を撮っていると、
右端に三角の山が見えた。
前回の権現山・砥山と同じ道、 418号八百津中の信号の先で左の農免道路に入る。 権現山登山口の指標が立つ北山バス停を過ぎ、 次の白橋バス停で鋭角に左へ曲がった。 道は少し登って行くと大きく開け板橋の集落が見えて来る。 左への道を見送り真っ直ぐ進むと直進と左への分岐が有り、 ここを左に入って行く。 この左は建築屋さんか水道屋さんなのか、資材が一杯置いて有る。 集落の中を進むと、 民家が無くなり作業小屋とお墓の有る分岐に来た。 右は未舗装で左は舗装道なので、 左に入ったら民家が1軒有ってその家に入ってしまう。
戻り分岐を右の地道に入り「吹畑官行造林」の案内が有る杉林の中を進む、又分岐に来てここにも「吹畑官行造林」の案内が立ち右に入る。 目標の山の下に来ているので、 登山口は無いかとゆっくり進むも見当たらず林道終点に着いた。
小広場となっていて駐車可能だ、 目標の山の尾根末端でここが登山口ではと見るも顕著な道は無い。 西側に道が有り入ると右山で続いて緩やかに降って行く、 暫く入ると急に下り始めたので戻るが、前にお聞きした地元の方は道が有ると言われたのだが? 一本の木に「○○を購入したので入らないで下さい」と張り紙が有る、多分茸山の為だと思うが今は時期で無く11時20分ここから入る事にした。
入って直ぐ岩がゴロゴロと有る所を過ぎると、やはり道が無いが無理に入ると直ぐ薄いが道らしいのが出てきて、尾根の中央に続いている。
降り気味に進み登りに入ると急な斜面となったので、地形図通りだ。 道が有るとは言えない状態で適当に登って行くが山頂が近くなると余計登り難くなる、距離は僅かで無理に突破すると人工的な石積みが現れた。
この石積みの上が平坦な山頂部で奥に石碑が見えて進む。 左の石碑に「天神」と彫られ右は自然石が乗り、 奥に四等三角点「蛇ヶ谷(じゃがたに)」が有った。
全く眺望は無いが山頂らしさは有り、 タムシバとヒカゲツツジが咲きウスギヨウラクは開花が近い。 道は無いので登って来た同じ方向に適当に降って、12時10分車に戻った。
板橋の集落でお会いした方に聞くと、山の名前は「天神山」で 「てんじんさん」と呼んでいるとの事。
年1回集落の方がお参りに行かれているそうだが、道は無い状態だ。 只距離は短いので少しの我慢で山頂に立つ事が出来る、但し他に道が有るかもしれない。
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出会った花: ・タムシバ ・ヒカゲツツジ ・ウスギヨウラク |