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弥勒山
(みろくさん)
437m
「廿原登山口ルート」
H19年1月26日
11時〜13時30分
岐阜県多治見市
晴れ
 ”道は自然で
 静かな山歩きが
   楽しめる”
 「富士」を続けて登ったが近くに無くなった、 天気が良さそうでじっとしておれず出掛ける事にした。

山際の道から右に鋭角に曲がる
この坂を上がる、白い杭は「確測基準点・・」
 随分前に登った多治見と春日井の界に有る弥勒山が、 岐阜県側からも道が整備され周回コースも有るようで行ってみる事にする。

 19号内津峠に向かい峠で123号を廿原町(つづはらちょう)に向かう、 東海自然歩道の入口の階段を見て降ると集落に来た。

 左に大龍寺が有り、その先公民館の三叉路を鋭角に右折する。

 ここに少し字が薄いが「弥勒山」の案内が有り、大きな灯篭が目印。

 ビニールハウス先を左折突き当り又左折、直ぐ右手白い杭の先右に道が上がっていた。

 杭には「確測基準点・・」と書かれていて、上には大きな土地改良の石碑が見られる。
 (「確測基準点」とは土地改良事業の確定測量に使う基準点)

 鋭角に右折し狭いが舗装の良い道を上って行くと、 二つの池を左に見て小公園となっている所に着く。
少し上にある 奥に東屋がある
坂を登る所に有る土地改良の石碑 公園の駐車場に着く

 公園の入り口に駐車場が有り5〜6台止められる、 一台も止って無く先行者は居ない様だ。
林道を進んで行く左は田畑 林道を進んで直ぐ、その先に帰りの道が右にある
奥のススキが一杯の所に進む 弥勒山の指標が有り左に入る

 11時丁度歩き始めた、少し先のススキが茂る休耕田の様な所に「弥勒山」の指標が立ち奥に林道は続いているが、指標の左に真っ直ぐの狭い道に入って行く。
良く踏まれた道 少し行くと右山の道となる
道はしっかり付いている 右山で登って行く

 水路を越えて山に入ると、しっかりした良い道が軽い谷間に付いている。

 暫く登ると尾根に上がり右に進む、 直ぐ先に左に降る道が見られるが指標が有り尾根を行く。
尾根に上がると真直ぐに下る道が有る なだらかな道が続く
尾根に上がると分岐に指標が有り直進 気持ちの良い尾根道が続く

 緩やかな登りの雑木林で、 歩き易い気持ちの良い道がずっと続くので嬉しくなって来る。
散歩道
嬉しくなるような良い道

 少し急な登りとなると上から話し声が聞こえ、 弥勒菩薩の前を通り「弥勒山」山頂に着いた。
弥勒菩薩は廿原の人が奉っている 新しい指標
二等三角点「廻間村(はざまむら)」と山頂で寛ぐ人 今登ってきた所に「廿原」の指標

 廿原側から登ると簡単に山頂に着ける、 何人かの人が休んでいて街に近い山で常連の方が居る様子。
御嶽山
恵那山

 霞んでいるが御嶽山が見えている山頂は、 左に白山右には中央アルプス~恵那山迄眺望が得られる。

 次々大谷山方面から登って来られ賑やかだ、 展望台の有る西方面は霞んで僅かに伊吹山が確認出来た。
展望台から入鹿池と尾張富士

 先日登った尾張富士は入鹿池と共に見え、 三角点近くで小鳥の餌付けをされヤマガラが居る。

東海自然歩道の幅広い道
弥勒山から内津方面への道
 余りにあっけ無く山頂に着いたので、 大谷山・道樹山方面に行く事にした。

 単独の方も多く登られるこの道は、 山頂から暫く土止めの急な階段が続いている。

 下り切り軽いアップダウンをしながら歩いて行くが、 前に来ているので新鮮味は無い。

 大谷山迄行きベンチに腰掛け初めて休憩をした、 その間も人が行き来しびっくりする。

 最近行っている山は平日のせいも有るが、 殆ど誰にも会わずに登って降りていた。

 今日も平日でこれだけ大勢の方が居ると、 休日は静かな山歩きが出来無いと思う。

 先の道樹山迄行く気が無くなり戻る事にした。

 弥勒山への階段を一気に登って山頂に戻り、 内津方面に降り平坦になると右に「廿原」の指標が有る。
下りきった辺りにある 廿原の指標から直ぐ先
弥勒山より北に降った所の「廿原」への指標 その先に有る弥勒休憩所の指標

 ここから降れば良いが、 先に指標が見えていて「弥勒休憩所」と有り左に道が付いていた。

 興味が有り入るとなだらかに降って行く、かなり進んだが休憩所は無く前から男性二人が登ってみえたのでお聞きすると、「直ぐ林道に出でその先に有る」との事。
余り歩かれていない
「廿原」への降り、見た目より急

 林道には興味が無いので戻り廿原に降って行く、 落ち葉一杯の道は余り歩かれて無い様だ。
なかなか雰囲気が良い
大木が何本もある

 笹の間を進むと杉の木の大木が多く有り、 太い木は雰囲気を引き締め一帯が良いムードになる。

 竹が出て来たが上の方で切断されている竹や、 倒れているのも多い。
笹は気にならない 何故こんな所に竹が
笹の間を下る 竹の有る所は荒れている

 平坦になって来ると道が不明瞭となり、 先行の妻が「こちらで良い?」と聞いて来る。
真直ぐは道が無くなる 左奥に道が見えている
道が無くなる所は左を見ると道が見える 又しっかりした道が有る

 ふと左を見ると道が続いてここには赤テープが2箇所付いている、左に入るとしっかりした左山の道となり、直ぐ尾根道となると又怪しくなった。
道が薄くなると左へ曲がる 道の脇に建てられている
尾根を降り途中左へ曲がる事 「金神」と彫られた石碑

 真直ぐの尾根には道は無さそうだ、 左に薄いが道が続き降りて行くと「金神」と彫られた石碑が有る。

 その先沢を渡ると「弥勒山」の案内が立ち直ぐ先に林道が来ていた、林道を登って来た時、 そのまま林道を先に進みそうでこの案内は助かると思う。
小さな沢を渡る 林道は沢を渡って左に続くが右に行く
沢を渡って林道に出る 林道側から見ると左奥に案内が

 林道を降って行くと民家の横に来た、 林道は左の民家の前へと右に急カーブし左に続いている。
暫く林道を歩く 左に民家を見ると廻り込み一番右の山道を上がる
林道を帰って行く 山道を上がって降りた所(振返り撮る)

 右の急カーブの道とは別に右に山道が上がっている、 これを進むと駐車した先の林道に降り立ち、左に少しで行きに入った登山口を過ぎ、その先の車に13時30分戻った。

 帰りの道は余り歩かれて無い様で2箇所少し分かり難い所が有るが、 直ぐ道は見付かると思う。

 道は良くお勧めのコースだが、標高差も少なく距離も短く物足り無いかも、只色々なコースが多数有り組み合わせれば、距離や標高差も長く大きくなり楽しめる。

 人気の山で大勢の人が楽しんでいて、 休日は休憩や食事の場所に困るのでは無いか?


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本図は国土地理院地図閲覧サービスを利用して作成
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出会った花:  無し


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